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2018/07/17 感情コントロール

『管理される心―感情が商品になるとき』 A.R.ホックシールド 著
現代社会の労働においては、従来の肉体労働、頭脳労働に加えて新たに「感情労働」なるものが出現し、サービス産業化が進む中であらゆる職種に広がり始めているという。
「感情労働」とは、労働力商品として感情を表出したり制御したりすることが労働者に求められるもので、相手(=顧客)に合わせた高度な感情コントロールが必要とされる仕事をさす。
その典型例としては客室乗務員や看護関係者、クレーム処理担当者などが挙げられる。そこでは、労働者は本来の感情を押し殺すことで、日常生活における感情表出が阻害(疎外)されている。感情労働は賃金と引き替えに売られ、交換価値を有する。現代社会は、感情の商品化、すなわち感情の売買を組織的に、広範に推し進める社会であるという意味では過去に類をみない社会である。という。
私達が感情を伴って日常生活を送っているのは自明の事実である。
では、この感情は、どのようにして発生するのだろうか。「私達はそれぞれの日常生活実践を通じて再帰的に日常生活世界を構成している」という命題のように考えるならば、日常生活実践に属する「感情」と日常生活世界の構成要因である「感情ルール」の間にも、再帰的関係があるという考え方。

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