レポートの書き方 ブログ |大学レポート 書き方

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2018/05/25 レポートの書き方②

昨日から大学のレポートの書き方についての第二弾です。本日はより具体的にレポートの書き方について書いていきます!
レポートは分野により、大きくスタイルが異なります。

1) 文献考察レポート:文献を検索し、それがデータとなるようなもの
2) 実験レポート:実際に実験を行い、データを収集し、分析してまとめたもの
3) 観察レポート:現象を観察し、いくつかの観点から記述してまとめたもの
4) 面接レポート:人に面接をし、その発話をデータとし、分析、解釈しまとめたもの
5) 質問紙調査レポート:ある課題について、関連する質問群を作成し、一定の 被調査者に回答してもらい、それのデータを分析し、まとめたもの

これらの他にも、目的、分野により、記載方法は異なります。この授業では、上記の1)、2)あたりを想定してお話しします。以下の文章は、大学に入学し、レポ ートの書き方に慣れていない受講生向きのものですので、既に卒業研究に取りかかっているような人には、不向きかもしれません。
一般的な構成では、以下のようなものがあります。
1) はじめに
2) 研究の背景 (先行研究を効果的に入れて、参考、引用しつつ、本研究の位置
づけ、意義を明確に述べる。この章の最後部分に、簡潔に「研究の目的」を書く)
3) 方法 (被調査者、時期、データ収集の方法、分析方法などを書く)
4) 結果と考察(結果と考察を分ける場合には、結果は、方法の最後部分に
来ます。 参考文献一覧(これは、5)とせずに一覧として記載します。

①最初に取りかかる事
まず、トピックを決める研究の目的、と言われる部分です。何をどこまで、どのように明らかにしたいのかということをよく考えましょう。言い換えれば、そのよ うな疑問を持ったのか、ということです。例えば、ある小学校の教室で、先生の声の聞こえ方、大きさがどのように場所によって異なるのだろうか。先生から離 れて声の聞こえ方と挙手行動と何か因果関係があるのだろうか。という疑問を持ったとします。そうしたら、席の場所により、挙手の回数を記録し、分布図を作 成する必要があります。
その分布図と、各席の生徒の成績との分布図を重ね合わせてみる必要があります。因果関係、相関のようなものが見つかるかもしれません。そして、席替えをした後に同じ計測を重ねます。それを繰り返すと、ひょっとして何か相関、因果関係が見つかるかもしれません。もし、多少なりとも因果関係が見られたら、その結果から教室の座る位置と挙手行動には、どれだけかの確立で相応の因果関係がある、(統計的な計算は必要になります)と言う風に結論づけることが可能かもしれません。

②位置づけ
研究の背景そのトピックが、関連する分野でどのような位置づけになるのか、という事を調べる必要があります。追究するに値するものなのか、あるいはあま り貢献できないようなものなのか、という判断をするために、先行研究を調べます。
書籍、論文、新聞記事、報告書、テレビ番組、講演などが先行研究に該当します 。書かれたものをそのまま、「引用」したり、自分なりに書き換えて「参考」にしたら、必ず出典情報を記載する義務があります。 XXXXである(鈴木、 1989)。 とか、鈴木(1989)は、XXXXのように述べる。というような、文頭、文末に参考にした文献を入れるという書き方が一般的です。
この出典情報を書かずに、コピペ をすると、剽窃、知的財産権の侵害、著作権の侵害、となり、訴えられますし、違法となります。要注意です。早稲田でも数年前から、提出された文章、レポート 、卒業研究、修士論文、博士論文等すべて、「一致度判定テスト」で自動的に判別されるシステムが導入されています。
世界中のすでに提出された文章と一致するか どうかということを詳細に、あぶり出すシステムです。元になるデータベースは毎日加算されていて、精度が日々上がっているので、それがすぐ明確に色付けされ 判明します。参考、引用の印、(鈴木、2006)がないものは剽窃とされ、アメリカのように即退学となるケースもあり得ます。その科目がFになる程度で済めば幸 運だったと思って下さい。

③方法
① 被調査者(人数、年齢、バックグラウンド、性別などの情報)
② 調査時期(いつからいつまで)と調査場所
③ 使用機材、施設
④ 使用した材料
⑤ データ収集の段取り
⑥ 分析の方法
⑦ 結果 などの情報が入ります。
分野、アプローチによっても記載方法は異なります。

以上がレポートの詳細になります!この順序が前後すると、何を言いたいのかがわからない文章になってしまいますので、気を付けましょう!




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